ボリンジャーバンドはこう使おう!
どうも、ヤマトです。
今日はボリンジャーバンドについて
お話しようかなと💡
ボリンジャーバンドとは移動平均線と標準偏差で
構成されたものです。
標準偏差とは例えば移動平均線の期間を5日としたら
5日間それぞれの終値からその5日間平均値を
引いたものを二乗してそれを5日分合計して
その数値を5で割って最後にその平方根を
とったものが5日標準偏差となります。
文字で説明するとかなり難しく聞こえますね。
ザックリと簡単に説明すると、
数値のバラつきの大きさを表す指標のことで
学生時代にお世話になった方も多い偏差値と
似ています。
平均点58.7点のテストでの点数の分布が
「0点、5点、50点、55点、60点、65点、66点、
68点、70点、72点、95点、98点」とします。
平均点の観点からだと65点の人も95点の人も
超えているのでどちらも"凄い"と思います。
ですが標準偏差の観点からすると平均点付近の
点数をとっている人は多くて逆に95点のような
高得点の人は少ないのでより"凄い"ということが
わかるのではないでしょうか。
これらの理屈がボリンジャーバンドでは
「平均価格からどれくらい遠い価格」に
「どのくらいの確立でなるか」ということを
表示してくれています。
そしてその確立と価格範囲を教えてくれるものが
「σ(シグマ)」というラインです。
これは2本で1組になっており
例えば±1σだと約68%の確率でその2本のラインの
中に価格が収まるということを教えてくれます。
他にも2σは約95%、3σは約99%の確率で
価格がそれらのラインの内側に収まることを
示してくれています。
★取引にどうやって使うのか
ボリンジャーバンドは2本で1組になっており
それは拡散と収縮を繰り返しています。
それぞれバンドが収縮している状態をスクイーズ、
拡散している状態をエクスパンションと言います。
そして仮に価格がσラインを越えてきた場合には
逆張りのエントリーをする方法があります。
例えば価格が+3σを越えてきたときに
理論上では約99%価格が下がるということが
わかっているので売りエントリーができます。
逆に-2σを超えたら約95%の確率でそこから
価格が上昇するのではないかと予想できるので
買いのエントリーをすることができます。
他にもボリンジャーバンドが拡散したときに
価格がそれに沿って動くバンドウォークという
現象を利用して順張りエントリーをすることも
可能です。
取引で使う場合はそれぞれの特徴を活かした
エントリーをするようにしましょう。